篠田歯科スタッフブログ
歯がしみる:「知覚過敏」の見分け方と対応
こんにちは、歯科衛生士の木村です。
歯がしみるために虫歯だと思い、歯医者に来院される方がおられます。ただ、歯がしみるからといっても虫歯ではない場合もあります。よくある、しみる原因の一つは知覚過敏です。
見分け方
知覚過敏の歯の見た目は、歯ぐきが下がっていたり、噛み合わせの所(咬合面)がすり減っていたりします。 また、虫歯は白濁したり黒くなったりしますが、知覚過敏は変色がない場合が多く、表面も硬いままです。
痛みを感じたら、歯を軽く叩いてみてください。響くような痛みであれば、他の原因かもしれません。知覚過敏の場合はそのような症状はありません。
ご自身で判断が難しい場合もあるので、歯医者さんに相談することをおすすめします。
早めに歯医者さんへ
痛み始めの虫歯と知覚過敏の痛みは似ております。虫歯にしろ知覚過敏にしろ、治療が必要な状態か判断が難しいため、気になるときは早めに歯医者さんで診てもらうことをおすすめします。
自分で対応するには
知覚過敏は虫歯ではないので削る必要はありません。 ご自分でしみるのを抑えるには、知覚過敏用の歯みがき粉を使用しましょう。
また、歯ぐきの後退の原因が強すぎるブラッシングである場合には、これ以上歯ぐきが下がらないように優しくみがきましょう。
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カテゴリー:【木村】 日時:2017年6月12日