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篠田歯科スタッフブログ

乳歯の生える時期と生え替わり

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 こんにちは、歯科衛生士の木村です。今回は歯の発育、歯の生え方についてご説明致します。 

 歯の本数は乳歯で上下20本、永久歯は上下28本、親知らずをいれると32本あります。 胎生7ヵ月ごろから歯のもととなる組織(歯胚)ができ始め、顎の中で形や硬さを増し、生えてきます。乳歯は、生後8ヵ月頃に下の真ん中の前歯が生え、だいたい2歳6ヵ月から3歳ごろに全部生えそろいます。永久歯では、6歳ごろに下の真ん中の前歯からはえかわるか、奥に生えかわるのではなく第一大臼歯(6歳臼歯)が生えてくる場合があります。 歯の発育や生え方は、非常に固体差が大きく、性差もあります。乳歯では3~4ヵ月の差異は特に心配する必要はないでしょう。 
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 ただし、歯の発育の時期、つまり胎生期に母体からの影響や生後に身体の内外からの影響を受けると、歯の形成異常や萌出障害があらわれることがあります。具体的には、歯が生えてこなかったり、歯の形や色が少し異なっていたり、歯の数が多かったり少なかったりなどです。このような障害があった場合、元に戻すことはできませんから、それに伴った今後の対応をはかる必要があります。その他にも、心配事や不安なことがあれば、かかりつけ歯科医に相談し、対応を一緒に考えてもらうといいでしょう。

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カテゴリー:【木村】  日時:2015年5月18日

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