篠田歯科スタッフブログ
指しゃぶりは何歳まで大丈夫? 指しゃぶりの影響とは
こんにちは、歯科衛生士の木村です。先日患者さんから、指しゃぶりは何歳まで大丈夫ですか?という質問がありました。
指しゃぶりを永久歯になっても止められない場合は、歯並びに影響を及ぼすことがあります。子供の吸い方や吸う力によって違いますが、出っ歯傾向になったり受け口傾向になる可能性があります。4歳を過ぎても止められていない子供は顎の骨格形成に影響してしまうこともあり、永久歯に生え変わるときにも同じように歯並びが悪くなってしまうこともあります。
指しゃぶりは1,2歳ごろまでは、するのが普通です。そのぐらいの年齢の時までは、無理やりやめさせる必要はないのですが、4歳か5歳ぐらいまでにはやめるさせられるのがいいですね。遅くても永久歯に生え変わる頃にはやめさせるようにしましょう。
止めさせるように指導するには、○歳になったらやめようねとか、指をしゃぶっていなかったら褒めたり、寝るときに手をつないで指をしゃぶらないようにするなどの工夫をしてやめさせましょう。
ただ、幼稚園などに行くようになると、恥ずかしいため自然にやめるお子さんもなかにはいらっしゃるようです。もし、なかなかやめない場合は、小児歯科医などに相談してみてくださいね。
カテゴリー:【木村】 日時:2017年7月31日