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篠田歯科スタッフブログ

歯の根元が白いのは初期虫歯かも?

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 こんにちは、歯科衛生士の木村です。今回は歯の「白濁」と初期虫歯についてです。 

歯の「白濁」と初期虫歯

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 白濁とは、歯の表面が白く濁っていることをいいます。原因としては遺伝や歯の形成時期の栄養不足、幼少期に受けた外傷、 フッ素濃度の高い飲食物の過剰摂取の他に、むし歯の初期症状であることがあります。 

 プラーク(歯垢・細菌のかたまり)が作り出した酸によってカルシウムやリンなどが溶け出てしまうことを「脱灰」と言います。歯の表面が脱灰すると最初は白くなります。この状態を「初期虫歯」と言います。

歯の再石灰化

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 唾液には酸を中和させる作用と「再石灰化」の作用があります。初期虫歯でもしっかりと歯磨きをして汚れを落とせば、唾液に含まれるカルシウムとリンが歯の表面に吸収され再石灰化が起きるのです。その再石灰化を利用して、初期虫歯なら自然治癒も可能なのです!歯の白濁部分はフッ素入りの歯みがきペーストを付けて、しっかり丁寧に磨くようにしましょうね。

画像:東京医科歯科大学同窓会リーフレット「酸性食品と酸蝕症」より


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カテゴリー:【木村】, ・予防歯科, ・フッ素  日時:2016年2月9日

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