篠田歯科スタッフブログ
お子さまの仕上げみがきのコツ
こんにちは、歯科衛生士の木村です。今回はお子さまの仕上げみがきのコツについてご説明致します。
お子さまが2歳ごろまでは保護者中心に歯磨きを行ってください。お子さまが3歳から4歳になると前歯と奥歯を分けてみがけるようになりますが、まだ細部まで十分に磨くことはできないため、保護者による仕上げ磨きが必要です。
仕上げみがきは保護者が座って子供を膝の上に仰向けに寝かせ、頭を安定させた姿勢が最もみがきやすいのですが、子供は嫌なことをされると思うとなかなか寝てくれません。歯ブラシの導入時には、寝る姿勢や歯ブラシを口に入れることに徐々に慣れるようにしていくといいでしょう。
歯ブラシで磨かれることは、子供にとって最初は強い刺激ですので、感触に慣れる必要があります。まずは、向かい合って保護者が自分でみがいてみせたり、子供に自分で歯ブラシを持たせて口に入れてかませてみたりしてから、「一緒に歯ブラシを持って歯にあててみて」というように徐々に歯ブラシに慣れさせていきます。
寝かせみがきも、寝かせたらいきなりみがくのではなく、初めは頬や口の周りにやさしく触れたりマッサージしたりして、子供が安心して口を開けられる状態が得られてから磨きはじめるといいでしょう。
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