篠田歯科スタッフブログ
噛むことの大切さ:認知症の予防のために
こんにちは、歯科衛生士の木村です。「歯根膜」とは皆さんご存知でしょうか?歯と顎の骨を結びつけているコラーゲンの繊維の事をいいます。この歯根膜から伝わる噛んだ感覚が脳に重要な刺激を与え、脳を活性化します。
逆に脳に対する刺激が減ることで脳の働きが鈍くなってしまう可能性もあります。アルツハイマー型認知症の人の方が健康な人よりも残っている歯が少なかったという調査結果があります(下図)。
認知症の予防のためにも、ご自身の歯を日頃からよくみがき歯科定期健診を受けることがとても大切なのです。8020運動、80歳で20本の歯を残す事を目標にがんばりましょう。
出典:8020推進財団 「からだの健康は歯と歯ぐきから」