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Dr.篠田のブログ

誤嚥性肺炎と口腔衛生状態の関係:週刊新潮さんに取材していただきました

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図:東京医科歯科大学歯科同窓会リーフレット「歯周病と全身疾患」より

 先日、週刊新潮編集部の方から連絡があり「誤嚥性肺炎」と口腔衛生状態の関係について話が聞きたいとのことで、取材していただきました。週刊新潮で誤嚥性肺炎について記事にしたところ、読者からの反響が非常に大きかったため3週連続で特集をしているとのことでした。
 誤嚥性肺炎は、細菌が唾液や胃液と共に肺に流れ込んで生じる肺炎です。高齢者の肺炎の70%以上が誤嚥に関係していると言われています(日本呼吸器学会)。また、誤嚥性肺炎の原因となる細菌の多くは、歯周病菌であると言われており、誤嚥性肺炎の予防には歯周病のコントロールが重要になります(日本臨床歯周病学会)。

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 取材では、口腔衛生状態と誤嚥性肺炎の発生率に相関性があり予防のためには口腔ケアが重要であることをご説明しました。また、口腔ケアに関連して8020推進財団が公開している小冊子から、「舌のストレッチ」と「唾液腺マッサージ」を紹介しました。「唾液が少なくなった、ものが飲み込みにくい」という方は下記リンクからご覧いただき、試していただくといいと思います。

【関連リンク】
8020推進財団 はじめよう口腔ケア~健康なお口で歯つらつ生活~
週刊新潮 2017年6月15日号 大反響! 「誤嚥性肺炎」の死に神から逃れる!!

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カテゴリー:★【書籍】, ★【診療所・お知らせ】, ・歯周病と全身疾患  日時:2017年6月9日

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