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Dr.篠田のブログ

職種により歯周病リスクに差:岡山大 3390人を追跡調査

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画像:2016.11.4 朝日新聞より引用

 糖尿病喫煙習慣不十分な歯みがきにより、歯周病が進行するリスクは増加します。岡山大病院予防歯科の入江浩一郎講師らの研究によると、職種によっても歯周病にかかりやすくなることがあるそうです。
 生産・労務・販売・運輸・通信の仕事をされている方は、専門的技術的職業よりも2倍以上歯周病になりやすいとのことでした。上記職業の方はぜひ歯科医院で定期健診を受けましょう!

2016.11.4 朝日新聞より引用
 岡山大病院予防歯科の入江浩一郎講師らは、2001年4月から02年3月の間に名古屋市で歯科検診を受けた人で、その時点で①歯周病がない②歯が20本以上ある③職に就いている――という条件を満たす成人3390人を対象に、約5年後の状況を調べた。すると、男性の32%、女性の24%が歯周病になっていた。

 このデータを職業別に解析し、これまでの研究で歯の病変が少ないと報告されている「専門的・技術的」な職の人を基準として比較。その結果、男性では生産・労務、販売、運輸・通信の3分野で働く人が2・39~2・74倍、歯周病になりやすいことが分かった。女性では、職業別の差は出なかった。

 入江さんは「歯周病リスクが高い職種では、定期的な歯科検診が重要でしょう」と話す。女性は職業にかかわらず、口の衛生に関心が高いため差が出なかったとみている。

カテゴリー:★【ニュース】, ★【歯周病】  日時:2016年11月8日

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