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Dr.篠田のブログ

歯周病と糖尿病

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Taylor (2001) によると、歯周病と糖尿病には双方向の関係性があるそうです。

医学文献のデータベース(MEDLINE)から1960年以降の研究を分析し、以下の結果が得られました。

1.ほとんどの研究において、健康な人に比べ糖尿病患者では歯周病の罹患率がより高く、歯周病がより進行していた。

2.歯周病による感染は、血糖値のコントロールにマイナスの影響を与えていた。しかし、歯周病の治療によりすべての研究で血糖値のコントロールが改善したわけではない。

3.2つの経過観察研究では、重症の歯周病と血糖値のコントロールの双方向の関連性が示された。

 

このように、糖尿病の患者さんは歯周病になりやすく、口腔内を衛生的にすることにより血糖値をコントロールしやすくなる可能性があるようです。

カテゴリー:★【歯周病】, ・歯周病と全身疾患  日時:2010年12月7日

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