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Dr.篠田のブログ

歯科再生研究の現状とこれから:iPSで歯をつくる

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 毎週金曜日は、以前に私が勤務していた西堀歯科の勉強会 ISCT研修会に参加しております。このため金曜の診療は18:00までとさせていただいております。

 2016 / 5 / 27 は、岩手医科大学の大津圭史先生をお招きして、歯科における再生研究の現状と将来の展望についてお話しいただきましたご講演では、最初に「再生医療と幹細胞」「iPS細胞による再生医療の現状」など、再生医療に関する総論をご解説いただきました。

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 さらに大津先生はiPS細胞による歯の再生を研究されているとのことで、その方法とどこまで研究が進んでいるかについてお話しいただきました。大津先生のグループは天然の歯の発生過程を模倣することによる歯の再生を目指していて、すでに歯の一部をiPS細胞から作り出すことに成功しているとのことでした。

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 歯の再生が臨床応用されるのは、かなり先のことになりそうだとのことでしたが、再生医療一般に関するご講演は大変勉強になりました。

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カテゴリー:★【学会・スタディーグループ】, ・ISCT研修会  日時:2016年5月30日

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