中野区歯科医師会では学術委員会に所属して、学術講演会の企画や準備の仕事をしています。2016 / 2 / 19 は埼玉県でご開業の渥美克幸先生をお招きして、「GPだからこそ歯内療法を!~超基礎から最先端まで~」というテーマでご講演いただきました。GPとは一般歯科医のことで、歯内療法とは歯の神経の穴(根管)を清掃・消毒する治療(根管治療)のことです。
渥美先生は歯科スタディグループJIADSの歯内療法コースの講師をされていて、講演ではJIADSの掲げる歯内療法の「5+1コンセプト」を基に診査診断や、根管治療の手法・薬剤、接着支台築造(ファイバーポスト)についての解説がありました。
また症例の提示では、歯内療法だけでなく歯周環境を整えるための外科処置を行った上で審美修復をされたケースを複数拝見し、大変参考になりました。
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