篠田歯科スタッフブログ
スポーツドリンクやフルーツ、炭酸飲料で歯がとける!? 酸蝕症の予防法
こんにちは歯科助手の永田です。
まだ6月なのに毎日暑いですね><
今年はすでに熱中症になった方がたくさんいらっしゃるそうです。
熱中症対策には水分補給が不可欠ですが、
それぞれ飲み物にはpHがあり、pHが低いものは
歯のエナメル質を溶かしてしまう酸蝕症(さんしょくしょう)の原因になります(´・_・`)
お水や麦茶、紅茶などはpHが中性(7.0~5.5)ですので問題ないですが
スポーツドリンクやフルーツジュースなどの清涼飲料水はpHが酸性(3.5~3.7)ですので
長時間お口の中に残っていると、エナメル質が溶けてしまう原因になります。
エナメル質が溶けて、その下にある象牙質が露出すると
お水などが染みる「知覚過敏」や、「虫歯」の原因になってしまいます><
酸蝕症を防ぐには以下の4点に気をつけてください。
1. 酸性の強い食品の過剰摂取は控える
2. ダラダラ飲みはなるべく控える
3. よく噛んで食べるようにする(よく噛んで食べると唾液の分泌が増え、歯の再石灰化が促進されます^^)
4. 正しい歯みがきの方法を身につける
東京医科歯科大学歯科同窓会発行リーフレット 「酸性食品と酸蝕症」 より
こまめに水分補給をするときは上記のことに気をつけて
熱中症対策をするようにしてくださいね^^*
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