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篠田歯科スタッフブログ

キシリトールがミュータンス菌を無害な菌に変える!

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 こんにちは、歯科衛生士の木村です。キシリトールという名前はすでにおなじみですね?最近、注目されているのがキシリトールをつかったミュータンスコントロールです。キシリトールは糖アルコールの一種で、砂糖と違い代謝されても酸ができない甘味料です。

 虫歯の大きな原因になるミュータンス菌には、キシリトールに感受性のある種類と感受性がない種類があります。ミュータンス菌は細胞の外に糊状の多糖類をつくって互いに結びつき強い酸をつくるのが特徴で、感受性のない菌はこの働きが非常に低くなっています。感受性のある細菌はキシリトールを取り込むとむだなエネルギー消費を強いられる為、成長・増殖を阻害されるのでキシリトールがあると感受性のある細菌が増えません。

 その結果、キシリトールを食べつづけていると、ミュータンス菌の大半が菌にくっつきにくく、酸をあまりつくらない菌に変化してしまいます。こうなるとプラークも菌にくっつきにくくなる為歯ブラシで簡単に除去できるということになります。ガムを噛むときはなるべくキシリトールを選びましょうね。

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カテゴリー:【木村】, ・予防歯科  日時:2014年3月15日

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