篠田歯科スタッフブログ
口臭はどうして発生するの?
こんにちは、歯科衛生士の木村です。
口臭はどうして発生するの?
皆さん、思った事ないでしようか?
口の中にいる嫌気性(酸素を嫌う)細菌は、新陳代謝ではがれた粘膜上皮、血球成分、死んだ細菌などのタンパク質成分を分解して、揮発性硫黄化合物(VSC)をつくります。
揮発性硫黄化合物は硫黄ガスの総称で、主に硫化水素、メチルメルカプタン、ジメチルサルファイドの3種類のガスからなります。
揮発性硫黄は特有のにおいがありますが、口臭はこれらのガスが混合したもので、非常に不快な匂いとなります。
硫化水素(卵の腐ったようなにおい)
メチルカプタン(血生臭い、魚や野菜が腐ったような匂い)
ジメチルサルファイド(生ゴミのようなにおい)
思いあたる方は、是非検診に行ってくださいね。
出典:8020推進財団 歯とお口の健康小冊子