今回変異の見つかった遺伝子(NOD2遺伝子)はクローン病などの炎症性腸疾患の原因遺伝子として報告されており、細菌感染症全般の原因解明にもつながるものと考えられます。また今後NOD2変異が侵襲性歯周炎の病態に与える影響をさらに明らかにしていくことで、新規治療法や診断法の開発につながることが期待されます。
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カテゴリー:★【東京医科歯科大学】, ★【歯周病】 日時:2017年7月14日