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篠田歯科スタッフブログ

歯石除去後に歯がしみる理由と対策

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 こんにちは、歯科衛生士の木村です。歯周病治療で歯石を除去された患者さんが、「歯がしみる」とおっしゃられることがよくあります。今回は歯石除去後の知覚過敏の理由と対策についてご説明します。


【歯石ができる理由とその害】

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 プラーク(歯垢)に唾液中のカルシウムやリン酸が沈着(石灰化)すると、石のように硬くなり歯ブラシでは取れなくなってしまいます。これを歯石と言います。歯石の周囲にはプラークが付着しやすく、歯石に覆われた下は歯ブラシで清掃できなくなってしまい、歯周病になりやすい環境を作ってしまいます。

【歯石を除去すると歯がしみる理由】

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 歯根面の歯石や汚れを除去すると、歯根と歯の中央部を構成する象牙質が露出します。象牙質内には歯髄(歯の神経)から歯根表面まで細い管(象牙細管)が通っていて、根面に冷たい刺激や歯ブラシで擦るような刺激を与えると歯髄まで伝達され、神経に触れたような痛みを感じます。これを知覚過敏と言います。

【知覚過敏の対策】

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 では、歯石除去後に歯がしみる方はどうしたらよいのでしょうか。知覚過敏を抑えてくれる歯みがき粉があるのでご使用いただき、少し気長に様子を見て下さい。また露出した象牙質は摩耗しやすいので、歯ブラシで優しく磨くように心がけましょう。
 

カテゴリー:【木村】, ・予防歯科, ・歯周病  日時:2014年12月18日

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