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篠田歯科スタッフブログ

歯みがき後の洗口は少量の水で: イエテボリ法

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こんにちは。
歯科衛生士の木村です。
今回は、歯みがき後の少量洗口についてです。
フッ化物配合歯磨剤による虫歯予防作用を高める為には、歯磨き終了後に歯の再石灰化の促進に必要なフッ化物ができるだけ長い時間、お口の中に保持されなければなりません。
そのためには、フッ化物濃度1000ppmに近いフッ化物配合歯磨剤を選び、効果的な量(成人では0.5g以上)を使用し、歯磨き途中での吐き出しと歯磨き終了後の洗口を少なくして、歯磨き終了直後の飲食をおさえることが有効です。

以下にスウェーデンのイエテボリ大学で推奨されている歯みがき法をご紹介致します。

①歯ブラシに2cmの歯磨剤をつける(3〜6歳未満は、5mm、6〜12歳は1cmが目安)
②歯磨剤を歯面全体に広げる
③2分間みがく(特に方法にはこだわらない)
④歯磨剤による泡立ちを保つ(途中で吐き出さない)
⑤歯磨剤を吐き出さずに10mlの水を口に含む
⑥そのまま30秒間 洗口する
⑦洗口した分を吐き出し、それ以上の洗口はしない
⑧その後最低2時間は飲食をしない

ぜひ、試してみてください。
虫歯のできにくい、お口の中の環境を作っていきましょうね。

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カテゴリー:【木村】, ・予防歯科, ・フッ素  日時:2012年10月12日

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