今回ご紹介する患者さんは、「歯ぐきの後退を治したい」とのことで来院されました。歯ぐきの後退は歯周病の進行により起こることもありますが、今回の患者さんは歯みがきの時に力を入れすぎていることが、歯ぐきの後退の原因と思われる症例でした。
今回はVISTA法(リンク先は外科動画、ご注意ください)という切開の少ない外科術式で治療しています。術前の写真の矢印の部位に歯ぐきの後退があり、治療する範囲が広かったため4回に分けて治療しています。
歯ぐきの後退の治療後、正面から見える範囲は概ね改善しています。奥歯では十分に根面被覆出来ていない部位もあったので、今後の課題にしたいと思います。
これからは、柔らかめの歯ブラシで優しくみがいていただいて、メインテナンスしていきます。
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カテゴリー:★【顕微鏡・マイクロスコープ】, ・歯周外科 日時:2018年2月20日