「重度歯周病症例で歯根膜を保存する意義」:臨床歯科を語る会
毎年、7月に全国の歯医者のスタディーグループが東京に集まり「臨床歯科を語る会」を開催します。今年も 7 / 13, 14, 15 に開催されました。
最終日の全体会は熊本県でご開業の東 克章先生が「重度歯周病症例で歯根膜を保存する意義」というテーマで講演されました。東先生は重度歯周病で歯の本数、歯を支える組織が極度に少なくなっている症例においても条件が整えば長期に歯を保存し、歯列を安定させることは可能であるという考えから、歯周病治療後に支持組織がわずかで歯の数も数本となった歯列をブリッジで連結して、長期に保存した症例の経過を多数紹介されました。
歯周病治療で最も難しい歯周補綴について、治療から術後のメインテナンスまで文献的考察と実際の症例を交えた非常にわかりやすい講演でした。
【関連記事】
カテゴリー:★【学会・スタディーグループ】, ★【歯周病】 日時:2013年7月22日