MSN 産経ニュース より
子供の虫歯を防ごうと、東京都中野区は平成25年度から全5歳児を対象にした歯科健診を導入する。永久歯が生え始めて虫歯になりやすいこの時期に、歯のかかりつけ医の指導で正しい歯磨きの習慣を身につけるのが狙い。希望者には、虫歯予防にフッ素の塗布も行う。乳幼児の歯科健診は1歳半と3歳の全員を対象に実施し、2歳では、個々の発育に応じた口(こう)腔(くう)ケアの相談を行っている。このため、同区で虫歯がある乳幼児の割合は16%で、全国の25%より低かった(いずれも23年度、3歳児調べ)。しかし、以降は小学校の就学前健診まで虫歯予防を啓発する機会がなく、同区の小学1年生で虫歯がある児童は48%(全国52%)。約3倍に増えたことから、「3歳から6歳までの谷を埋め、低水準を維持したい」(同区)として導入を決めた。
カテゴリー:★【中野区】, ★【歯科医師会】, ★【診療所・お知らせ】 日時:2013年6月16日