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Dr.篠田のブログ

歯みがきにまつわる疑問 Q&A

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 虫歯や歯周病などからお口の健康を守るには、毎日の歯みがきが欠かせません。しかし、効果的で歯を傷つけない歯みがきのためには、いくつか知っておくべきことがあります。そんな「歯みがきの常識」について、東京医科歯科大学・歯学部長の田上順次先生がウェブサイト「太陽笑顔fufufu..net」で解説されていました。(以下引用)
食後どのタイミングで歯を磨けばいいの?
歯のエナメル質は、酸性の食物(糖分、フルーツ、酒類、酢など)によって口の中が酸性になると一時的に柔らかくもろい状態になります。この状態は、だ液に含まれるミネラル成分によって約30分で再石灰化されますが、それまでに硬いものでこするとエナメル質を傷付ける恐れがあります。きちんと歯磨きが習慣となっている人は、歯そのものを守ることを優先して食後30分経ってから歯磨きするほうがいいでしょう。ただし歯磨きの習慣が十分でない子どもや、歯周病があるなど口中に細菌がたくさんいる状態の人は、まずは毎食後すぐの歯磨き習慣を付けることから始めましょう。

 その他、歯磨きは回数を多くするほうがいいの? 正しい歯の磨き方は? 歯磨き粉を使ったほうがいいの? ガムを歯磨きの代わりに使っていいの? など Q&A 形式で解説されています。ご興味のある方は太陽笑顔fufufu..net」をご参照ください。



2015 / 4 / 29 追記

 日本歯科保存学会は歯みがきについて「食後の早い時間内に行うこと」というステートメントを発表しました。

 食後の歯磨きについては、歯のう蝕(ムシ歯)予防の見地から、これまで一般的に推奨されてきた通り、食後の早い時間内に行なうことをお薦めします。ただし、酸性の強い飲料などの飲食物を摂った場合には、歯の酸蝕(酸によって歯の表面が溶けること)に留意して歯みがきすることをお薦めします。

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カテゴリー:★【ニュース】, ★【予防歯科・定期検診】, ★【歯の知恵袋】  日時:2013年4月30日

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