毎週金曜日は、以前に私が勤務していた西堀歯科の勉強会 ISCT研修会に参加させていただいています。隔週で症例検討会と論文抄読会をしております。2012/9/7は、9/29からロスアンゼルスで開催されるアメリカ歯周病学会で発表する武内先生の講演の予演会でした。
テーマは「Bite collapse(臼歯部咬合崩壊)の治療」 重度に歯周病が進行すると奥歯がかみ合わせを支えきれなくなり、病的な移動を始めます。その結果の歯並びの崩れた状態をBite collapse(臼歯部咬合崩壊)と言います。こうした場合、歯周病の炎症のコントロールだけでなく、崩れた歯並びの矯正や失った歯の補綴(ブリッジ、インプラント、義歯などで歯を補う治療)が必要となることがあります。武内先生はBite collapse(臼歯部咬合崩壊)の治療の3症例を挙げ、インプラントを用いた場合と用いない場合の比較をしながら、重度歯周病の症例におけるインプラント治療の利点と注意点をまとめていました。
【関連記事】
カテゴリー:★【インプラント】, ★【学会・スタディーグループ】, ★【歯周病】, ・ISCT研修会 日時:2012年9月11日