毎週金曜日は、以前に私が勤務していた西堀歯科の勉強会 ISCT研修会に参加させていただいています。隔週で症例検討会と論文抄読会をしております。
2011/11/25は六本木ヒルズ西堀歯科の服部先生の症例発表で、テーマはルートカバレッジ(根面被覆)でした。病的に歯肉が後退して歯根が露出した部位で、もう一度歯肉を元の状態にもどすことをルートカバレッジ(根面被覆)と言います。歯周外科処置の1つでいろいろな術式がありますが、服部先生は患者さんの別の部位から歯肉を採取して歯肉後退部に移植する方法で治療した2症例を報告していました。
下の写真はアメリカ歯周病学会が公開している文献からの引用です。A)術前の歯肉後退部 B)歯肉移植手術時 C)術後6ヶ月 D)術後10年
Katrin Nicklesら J Periodontol 2010;81:827-836.
カテゴリー:★【学会・スタディーグループ】, ・ISCT研修会, ・歯周外科 日時:2011年11月28日