ルートカバレッジ(根面被覆) 症例
病的に歯肉が後退して歯根が露出した部位で、もう一度歯肉を元の状態にもどすことをルートカバレッジ(根面被覆)と言います。歯周外科処置の1つでいろいろな術式がありますが、患者さんの別の部位から歯肉を採取して歯肉後退部に移植する方法が多く用いられます。
術前: 右下犬歯の歯ぐきが大きく後退しています。
手術直後: 患者さんの上顎から歯肉を採取して右下犬歯の歯肉退縮部に移植し、その上から根元の歯肉で覆って縫合しています。
術後: 歯肉の位置は左右対称なところまで回復。歯肉移植により歯肉の厚みも増しています。
カテゴリー:★【審美歯科】, ★【歯周病】, ・歯周外科, ・歯肉歯槽粘膜手術, 歯周病症例 日時:2012年3月2日