初診時： 歯茎の腫れを主訴に来院された患者さんです。下の前歯の根元には歯石が付いているのが見えます。歯間部の歯肉は腫れています。歯みがき指導・歯石除去に加えて、深い歯周ポケット内の歯石除去（SRP：スケーリング・ルートプレーニング）を行いました。
基本治療終了時： みがき残しが無く清潔な口腔内になっています。中等度の歯周炎の場合歯を支える骨が吸収しているので、歯周治療後には歯ぐきが大きく後退して根元にすき間が空きます。歯ぐきの後退により見た目は悪くなりますが、その分歯周ポケットは浅くなり炎症が起こりにくくなります。
カテゴリー：★【歯周病】, ★【歯茎の腫れ痛み】, 歯周病症例 日時：2010年10月4日
