中野区歯科医師会では学術担当理事として、学術講演会の企画や準備の仕事をしています。2017 / 12 / 5 は歯科スタディグループJIADSの講師をされている松井徳雄先生をお招きして、「歯周組織再生療法の現状と今後の可能性」というテーマでご講演いただきました。
歯周病により失われた歯周組織の再生療法には、外科処置の際に再生膜を使うもの(GTR法)、骨移植材、再生を促すタンパク質(エムドゲインなど)を用いるものがあり、症例によりこれらを単独または組み合わせて使います。
講演では多くの症例とその経過をご提示いただき、歯周病により破壊された歯の周りの骨の形態により、どのような症例にはどういう術式、またはそれらの組み合わせが適しているかをお話しいただきました。自身の診療にも参考になるポイントが多く、大変有意義な講演会でした。
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