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Dr.篠田のブログ

歯みがきは長寿の切符:読売新聞

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 平成26年7月5日、日本歯科医師会主催の第20回口腔保健シンポジウムが開催されました。当日は「健康長寿をささえるお口のケア」というテーマで西尾善彦氏(鹿児島大学大学院医歯学総合研究科 糖尿病・内分泌内科学 教授)と中川種昭氏(慶應義塾大学医学部 歯科・口腔外科学教室 教授)によるパネルディスカッションが行われました。読売新聞に記事がありましたので、ご紹介します。


2014年9月6日 読売新聞 より引用
――健康寿命と糖尿病などのメタボリックシンドローム、さらに歯周病との関係の重要性が分かってきました。
 歯周病菌、歯周病がインスリンの効きを悪くするメカニズムは炎症反応を介してです。歯周病菌だけではなく、風邪や肺炎、おなかの炎症など菌やウイルスが体の中で増殖すると、人間の体は、それらに反応して炎症物質を出します。この炎症物質がインスリンの効果を減弱させると考えられています。

 歯周病は糖尿病の他にも、全身の健康に影響します。毎日の歯みがき定期的な歯科健診でお口の健康を守りましょう!

 ヘモグロビンA1cと食後高血糖を比較すると、合併症に関してより影響があるのはヘモグロビンA1cです。ただ、ヘモグロビンA1cがよくても食後急激に血糖が上がる方がいます。そういう方は心筋梗塞や脳梗塞など大きな血管の病気になりやすいということがわかっています。まず大事なのがA1c、次に食後の高血糖という順番で考えるとよいと思います。 善彦氏、中川 種昭氏

カテゴリー:★【ニュース】, ・歯周病と全身疾患  日時:2014年9月22日

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