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Dr.篠田のブログ

インプラント治療における骨誘導再生療法(GBR):露出しても感染の起こりにくい組織再生膜

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画像: osteogenics ホームページより

 毎週金曜日は、以前に私が勤務していた西堀歯科の勉強会 ISCT研修会に参加しており、隔週で症例検討会と論文抄読会をしています。このため金曜の診療は18:00までとさせていただいております。2014 / 7 / 25 は六本木ヒルズ西堀歯科の菅野先生の症例発表でテーマは「インプラント治療における骨誘導再生療法(GBR)でした

 インプラント治療においては周囲の骨が大きく吸収し、インプラント埋入の際に骨誘導再生療法(GBR)が必要になることがあります。従来の再生膜は口腔粘膜から露出すると、感染を起こし十分な骨再生が得られませんでした。今回は口腔粘膜で再生膜を覆うのが難しい場合でも、露出したままで組織再生が期待できる再生膜(CYTOPLAST)の症例をいくつか拝見しました。

 従来、口腔粘膜で再生膜を覆うためには広い範囲で粘膜を剥離するため、手術後の大きな腫れや痛みの原因となることがありました。今回の再生膜(CYTOPLAST)により、そうした患者さんにとって骨再生療法がより楽になることが期待できます。治療効果を検証しながら、慎重に導入していきたいと思います。

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カテゴリー:★【インプラント】, ★【学会・スタディーグループ】, ・ISCT研修会, ・骨誘導再生療法(GBR)  日時:2014年7月28日

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