中野区歯科医師会では学術委員会に所属して、学術講演会の企画や準備の仕事をしています。2014 / 6 / 27 は東京医科歯科大学名誉教授の小村健先生をお招きして、「口腔がん 診断と治療の現況とその課題」というテーマでご講演いただきました。
日本において口腔がんは年間10万人に6人の割合で発生するため、人口30万人の中野区では年間18人の患者さんが罹患する計算になります。我々、街の歯科医はできるだけ多くの患者さんに定期健診に来ていただき、早期に口腔がんを見つけて専門医療機関に紹介する必要があるとのことでした。
講演では前がん病変である、白板症、紅板症、扁平苔癬やさまざまな口腔がんの病態写真を拝見しました。また、手術、放射線、化学療法を併用した実際の口腔がん治療の多くの症例が紹介されました。
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カテゴリー:★【中野区】, ★【予防歯科・定期検診】, ★【東京医科歯科大学】, ★【歯科医師会】 日時:2014年7月1日