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Dr.篠田のブログ

奥歯が無い(遊離端欠損)症例の処置方針:スタディグループ救歯会

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 毎月第一水曜日(時々変更があります)はスタディーグループ救歯会の例会に参加しております。月1回、分野を限らず包括的な歯科医療の症例検討会をしています。当日の診療は4:30までとなりますので、患者様にはご迷惑をおかけいたします。

 2013 / 7 / 3 は以下のテーマで4人の演者が発表しました。

1) 遊離端欠損症例の処置方針を再考する

2) RPDで対応したEichnerB3症例の13年経過

3) 欠損形態の改変に苦慮した症例

4) 歯牙保存の意義について考えた1症例

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 1) 遊離端欠損症例の処置方針を再考する は、中野区でご開業の西原先生の発表でした。遊離端とは欠損(歯のない部分)の後方に残存歯が無い状態で、遊離端欠損に義歯を作ると後方が沈み込み安定しないことがあります。西原先生は義歯・インプラントを含めた様々な遊離端欠損症例の治療とその経過を提示され、第1選択となる処置方針は? 処置方針を左右させる因子は何があるのか?  何を最優先として処置にあたるべきか? が議論されました。遊離端欠損で咬合力が強く、歯が割れたりしている症例は義歯で欠損部を支えるのは難しく、インプラントにより咬合支持を増やすことがかみ合わせの安定につながると結論づけられました。反対に比較的咬合力の弱い症例では、両側遊離端の義歯でも安定して機能していました。

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コーヌスクローネ義歯

インプラント支台を用いたコーヌスクローネ義歯

支台にインプラントを用いた義歯

救歯会カテゴリの記事

カテゴリー:★【学会・スタディーグループ】, ・救歯会  日時:2013年7月5日

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