中野区歯科医師会では学術部に所属して、学術講演会の企画や準備の仕事をしています。2013 / 5 / 17 はスタディーグループSJCD専務理事で千代田区でご開業の土屋賢司先生をお招きして、「審美修復治療を成功させるための治療戦略」というテーマでご講演いただきました。
はじめに審美修復治療を成功させるためには歯科医師だけでなく、歯科技工士、歯科衛生士、受付その他診療所スタッフのチームアプローチが大切であるとのお話がありました。その後症例を挙げながら、顔面の正中や唇のラインに対して歯並びの正中・歯の先端・歯肉のライン・歯間乳頭をどのように設定するか、歯の色と透明度を決定する際に考慮するポイントなどをお話いただきました。
審美修復が終わった直後の口元は美しいですが、経年的に歯ぐきの後退などの変化がおこります。土屋先生は長期経過症例も提示され、10年は美しさを維持できるようにと考えているとのことでした。
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