twitter1.jpg

Dr.篠田のブログ

混合歯列期における咬合誘導:スタディーグループ救歯会

このエントリーをはてなブックマークに追加
歯科クチコミサイト・デンターネット

 毎月第一水曜日(時々変更があります)はスタディーグループ救歯会の例会に参加しております。月1回、分野を限らず包括的な歯科医療の症例検討会をしています。当日の診療は4:30までとなりますので、患者様にはご迷惑をおかけいたします。

 2013 / 3 / 6 は以下のテーマで3人の演者が発表しました。

1) 混合歯列期における咬合誘導
2) 慢性歯周炎患者の経過報告
3) 歯牙保存に苦慮しているエンドペリオを有するAngle2級症例

2013030702.jpg

 1) 混合歯列期における咬合誘導 は台東区でご開業の中野先生の発表でした。中野先生は補綴インプラントの専門医ですが、歯列矯正にも非常に積極的に取り組んでおられます。過去にも救歯会で成人の矯正の症例を発表されてきましたが、今回はT4Kトレーナーというマウスピースを用いた、混合歯列期(乳歯と永久歯が混在する時期)における歯の生えかわりの誘導に関する発表でした。歯の生えかわりの時期に頬や舌など周囲の筋力をコントロールして生えかわりの誘導を行えば、複雑な矯正装置による治療が不必要となるばかりか矯正装置装着期間も著しく短縮できるそうです。またこのようにして永久歯列完成前に得られたかみ合わせは、完成後に矯正治療を行って得られたかみ合わせより長期的に安定した状態が保たれることが予想されるとのことでした

【関連記事】

歯列矯正カテゴリの記事

救歯会カテゴリの記事

グラグラになった乳歯の抜き方

カテゴリー:★【学会・スタディーグループ】, ★【歯列矯正】, ・救歯会  日時:2013年3月7日

youtube
このエントリーをはてなブックマークに追加
歯科クチコミサイト・デンターネット
 

Related Posts with Thumbnails