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Dr.篠田のブログ

歯ぐきを後退させる手術:クラウンレングスニング(歯冠長延長術)

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 毎週金曜日は、以前に私が勤務していた西堀歯科の勉強会 ISCT研修会に参加させていただいています。隔週で症例検討会と論文抄読会をしております。2013 / 1 / 11 は六本木ヒルズ西堀歯科の服部先生の症例報告でテーマは「クラウンレングスニング(歯冠長延長術)」でした。

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 クラウンレングスニングとは外科的に骨と歯ぐきを後退させるテクニックです。服部先生の1症例目は虫歯が深く、さし歯をする前に歯ぐきの上に十分な歯質を確保するために歯ぐきを後退させたケースでした。2症例目は前歯に歯ぐきがかぶっていて短く見える歯で、外科的に歯ぐきを後退させて審美性を改善したケースでした。歯ぐきを後退させた後は数ヶ月かけて徐々に歯ぐきが後戻り(クリーピング)するため、十分な期間歯ぐきの治りを待ってさし歯を製作する必要があるなど、技術的なポイントが議論されました。


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カテゴリー:★【学会・スタディーグループ】, ・ISCT研修会, ・歯周外科, ・歯肉歯槽粘膜手術  日時:2013年1月13日

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