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Dr.篠田のブログ

親知らずを抜く?抜かない?の基準

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 先日クチコミサイトで、「ホームページに抜歯についての説明がない。」とのご指摘をいただきましたので、いくつか記事を書かせていただきます。


 親知らずはすべて抜かないといけないものでしょうか?実は抜いた方がいい場合と、残しておいてもいい場合があります。

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【抜いた方がいい場合】

・奥の方に生えている、斜めに生えている、半分歯ぐきに埋まっているなどの理由で歯みがきができず、常に歯垢がたまっている、腫れを繰り返す場合

・神経に達する虫歯ができているが、奥の方に生えているため治療器具が届かない場合

・上下どちらか一方だけ親知らずが生えていて、対顎の歯肉に咬み込んで痛くなる場合

・歯列矯正などの治療上、抜歯が必要な場合


【抜かなくていい場合】

・歯ブラシで清潔にみがけて、問題を起こしていない親知らずは抜く必要はありません。

・歯ぐきの下に完全に埋まっていて感染を起こさない場合

(歯列矯正治療等の必要から抜くことはあります)


 若い時にすべての歯がそろっていて親知らずが必要なくても、歳を取って歯が少なくなり入れ歯やブリッジの土台として親知らずが役に立つこともあります。歯ブラシで清潔にみがけて、問題を起こしていない親知らずは、できるだけ残しておくことをおすすめします。


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カテゴリー:★【抜歯】, ★【歯の知恵袋】  日時:2012年11月1日

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