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Dr.篠田のブログ

インプラント周囲軟組織の経年的変化

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 毎月第一水曜日(時々変更があります)はスタディーグループ救歯会の例会に参加しております。月1回、分野を限らず包括的な歯科医療の症例検討会をしています。当日の診療は4:30までとなりますので、患者様にはご迷惑をおかけいたします。

 2012/4/4は
1) インプラント周囲軟組織の経年的変化
2) Eichner-B4 症例の 7 年経過  
3) アンテリアガイダンスに着目した多数歯修復の症例

というテーマで3人の演者が症例発表をしました。


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1) インプラント周囲軟組織の経年的変化 は千代田区でご開業の伊藤先生の発表でした。

 現在インプラント治療は、噛むという機能回復のみならず審美的な面にまで患者さんの要望は高まっています。伊藤先生は過去に治療したインプラント周囲軟組織の変化から経年的に唇側に歯肉退縮が起こる要因について考察されました。その結果インプラント周囲軟組織を維持するためには、次の3点が重要だとのことでした。

1.インプラントネック部の骨吸収の防止 
2.インプラント周囲に十分な軟組織が存在すること 
3.アバットメントの形態 

以上の3点を考慮して骨移植や歯肉移植、アバットメントの形態の工夫をした3症例を発表されていました。前歯部の審美的なインプラント治療をする上で大変参考になりました。

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カテゴリー:★【インプラント】, ★【学会・スタディーグループ】, ・救歯会  日時:2012年4月6日

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