毎月第一水曜日(時々変更があります)はスタディーグループ救歯会の例会に参加しております。月1回、分野を限らず包括的な歯科医療の症例検討会をしています。当日の診療は4:30までとなりますので、患者様にはご迷惑をおかけいたします。
2011/12/7は、
1)重度慢性歯周炎患者の17年経過症例
2)片側遊離端の経過報告
3)長い中間欠損に自家歯牙移植を応用したコーヌス症例
というテーマで3人の演者が症例発表をしました。
1)重度慢性歯周炎患者の17年経過症例 は、西堀歯科の豊田先生の発表でした。歯周病治療後の長期管理では歯周病の再発を予防するのは当然ですが、虫歯や歯根破折にも注意が必要になります。今回の症例では、かみ合わせの力で歯が折れる「歯根破折」が問題となりました。患者さんに歯ぎしり防止用のマウスピースを使用していただいていても、何本かの歯が折れて再治療が必要となっていました。かみ合わせの力が強く、歯ぎしりの習慣のある患者さんではコントロールのできない歯根破折が続くことがあり、その予防・対応策について議論しました。
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カテゴリー:★【学会・スタディーグループ】, ★【歯茎の腫れ痛み】, ・救歯会 日時:2011年12月8日