中学1年の虫歯本数は1人平均1本で、30年前の約5分の1となったことが23日、文部科学省の2014年度学校保健統計調査(速報値)で分かった。治療が済んでいない未処置歯がある割合も、幼小中高生の全ての段階で過去最低。同省は「歯磨き指導の成果で、早期治療や予防の意識が高まった」と分析している。調査は、幼稚園と小中高校に通う満5~17歳までの計約333万8000人を抽出して健康診断の結果をまとめた。平均本数の調査は、歯が生え替わる時期の中1だけで、抜いた歯や治療済みの歯を含む永久歯の虫歯は平均1.00本と過去最低になった。1984年度の調査開始時は平均4.75本だった。
カテゴリー:★【予防歯科・定期検診】 日時:2015年2月9日