2013 / 8 / 23, 24, 25は所属するスタディーグループ救歯会の夏合宿に参加しました。毎年恒例のこの合宿では、参加者全員が症例や医院管理についてプレゼンテーションして様々な議論をします。今年の全員発表のテーマは「臨床でこだわっていること」でした。
歯石除去前
歯石除去後
私の「臨床でこだわっていること」は、SRP(歯石除去して歯根面を平滑にすること)です。SRPは歯周病治療の基本で、多くの症例はSRPと患者さんの徹底的な歯磨きで大きく改善します。
今回発表させていただいた患者さんは、以前から歯周病でしたが高血圧の薬(アダラート)を服用するようになって歯肉増殖が起こり、薬を変えても改善しなかったそうです。SRPをしてよく磨いていただくと、上の写真のように歯肉の腫れは大きく改善しました。発表時の討論では、SRPの方法やその後に歯周外科手術をするかどうかの判断基準などが話し合われました。
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カテゴリー:★【学会・スタディーグループ】, ★【歯周病】, ・救歯会, ・歯周基本治療, ・歯周病と全身疾患, 歯周病症例 日時:2013年8月30日