毎週金曜日は、以前に私が勤務していた西堀歯科の勉強会 ISCT研修会に参加させていただいています。隔週で症例検討会と論文抄読会をしております。
2013 / 1 / 25 は西堀歯科の若林先生の発表で、反対咬合の患者さんのコーヌス義歯の症例報告でした。上の模型の写真のような歯の欠損で、上顎で多くの歯を失って咬み合わせを支える部分が少なくなり、しかも反対咬合であるという難症例でした。審美性の改善は希望されない患者さんでしたが、機能的な利点のために歯列矯正、反対咬合の改善は必要かどうかが議論されました。また、咬み合わせの安定のためには義歯ではなくインプラントを土台とした歯を装着するべきとの意見も出されました。
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カテゴリー:★【学会・スタディーグループ】, ・ISCT研修会 日時:2013年1月29日