セラミック・アバットメント(ジルコニア・アバットメント)
毎週金曜日は、以前に私が勤務していた西堀歯科の勉強会 ISCT研修会に参加させていただいています。隔週で症例検討会と論文抄読会をしております。
2011.5.20は論文抄読会で、セラミック・アバットメントがテーマでした。(文献1、文献2)
アバットメントとは上の写真の様にインプラントに取り付けてクラウン(かぶせ物)の土台となる部品のことです。通常、アバットメントは金属で作ります。しかし、歯ぐきを透かして金属色が見えてしまうような場合には、アバットメントは上の写真のようにセラミックで作ります。セラミックはきれいですが、強度は金属に劣ります。
そこで今回は、アバットメントを装着したインプラントに破折が起こるまで力を加えて、強度を測定する文献を読みました。インプラントの直径、アバットメントの構造により強度に差があることがわかりました。今後のアバットメント選択の参考にしたいと思います。
カテゴリー:★【インプラント】, ★【学会・スタディーグループ】, ★【審美歯科】, ・ISCT研修会 日時:2011年5月21日