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Dr.篠田のブログ

インプラント支持の総義歯

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毎週金曜日は、以前に私が勤務していた西堀歯科の勉強会 ISCT研修会に参加させていただいています。隔週で症例検討会と論文抄読会をしております。

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2011.5.6.は論文抄読会で、少数のインプラントで支える総義歯がテーマでした。

従来の総義歯(特に下顎)には、不安定でよく噛めない症例があります。
また、6本前後のインプラントで支える全顎のブリッジ(固定式の歯)は、天然の歯があった時と同じようによく噛めますが、治療費が高額になります。

これに対して、アタッチメントと呼ばれる装置を介して2本のインプラントで総義歯(オーバーデンチャー)を支えれば、より安価に安定した義歯が得られます。
今回の文献はそうしたインプラント・オーバーデンチャーに適したロケーターアタッチメントと効率的な義歯の製作手順についてのものでした。
先日アメリカインプラント学会に参加した小林先生によると、インプラント・オーバーデンチャーについての学会発表のほとんどが今回の文献のロケーターアタッチメントを用いたものだったとのことで、非常に興味を持ちました。

カテゴリー:★【インプラント】, ★【学会・スタディーグループ】, ★【義歯】, ・ISCT研修会  日時:2011年5月7日

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