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Dr.篠田のブログ

プラットフォームスイッチング

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毎週金曜日は、以前に私が勤務していた西堀歯科の勉強会 ISCT研修会に参加させていただいています。隔週で症例検討会と論文抄読会をしております。


2011.1.21. はプラットフォームスイッチングに関する文献を読んで討論しました。
担当は西堀歯科の阿部先生と埼玉でご開業の小林先生

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プラットフォームスイッチングとは、インプラント本体(フィクスチャー)よりも直径の細いアバットメントを装着することです。これにより、インプラント周囲の骨吸収が少なくなる可能性が指摘されています。
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一つ目の文献プラットフォームスイッチングに関する多くの文献をまとめて分析した、システマティックリビュー論文。「プラットフォームスイッチングしているインプラントはそうでないものに比べて周囲の骨吸収が少ない。」という結果でした。
二つ目の文献プラットフォームスイッチングしている、していない合わせて282本のインプラント周囲の骨の吸収を調べた研究でした。結果は、プラットフォームスイッチングしても変わらない場合が多いというものでした。

プラットフォームスイッチングは、研究により結果がまちまちで、まだまだなんとも言えないようです。
 

カテゴリー:★【インプラント】, ★【学会・スタディーグループ】, ・ISCT研修会  日時:2011年1月22日

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