毎週金曜日は、以前に私が勤務していた西堀歯科の勉強会 ISCT研修会に参加させていただいています。
9/25は、アメリカ歯周病学会共催日本歯周病学会2010年大会で発表される、谷口崇拓先生のプレゼンテーションを拝見しました。
歯周病治療へのCTスキャンの応用がテーマでした。CTスキャンは骨や歯などの硬組織の構造を3次元的に把握できるX線撮影法ですが、普通のレントゲンに比べて被爆線量が多い、健康保険診療には使えないなどの理由から、歯周病の治療にはなかなか応用されていないのが現状です。
谷口先生が強調されていたのは、3次元的に骨形態を把握できるCTのメリットを生かして、歯根破折、根分岐部病変の確認ができること。また歯周病の手術前に骨欠損形態を把握して、切開線が骨欠損上にかからないようにデザインできる利点があるとのことでした。
カテゴリー:★【学会・スタディーグループ】, ★【歯周病】, ・ISCT研修会 日時:2010年9月25日