歯周病に関する疫学調査
調査機関によるデータを載せています。参考にお読みください。
病者の割合:成人の8割は歯周病
平成16年の 厚生労働省歯科疾患実態調査 によると、軽度・重度を合わせると45~64歳で約80%の人が歯周病にかかっています。
歯を失う原因の1位は歯周病
平成17年の8020推進財団の調査 によると、抜歯原因で最も多かったのは歯周病の(42%)で、虫歯(32%)、その他(13%)、破折(11%)、矯正(1%)の順でした。
下図は年齢階級ごとの抜歯主原因の割合を示したものです。
歯周病による抜歯の割合は30歳代から50歳代にかけて多くなり、それ以上の年齢階級では、ほぼ一定でした。
虫歯による抜歯の割合は、30歳前後まで年齢とともに多くなる傾向にあり、それ以上の年齢層では概ね同じ割合です。