医療機器・滅菌
当クリニックで使用している医療機器について説明します。
CTスキャン
CTスキャン撮影により従来のレントゲン撮影では分からなかった骨、神経、血管などお口の周囲の組織の構造を3次元的に把握することができます。
これにより、インプラント手術や親知らずの抜歯をより安全に行うことができます。
高圧蒸気滅菌器
患者さんごとに治療器具をパックしたものを、高温・高圧の蒸気により滅菌し、診療時に開封することにより院内感染防止を徹底しています。
歯を削る機器も毎回滅菌しています
2014/5/18の読売新聞に歯科における医療機器の滅菌に関する国立感染症研究所などの調査結果の記事がありました。それによると、歯を削る機器(タービン)を滅菌せず再使用している医療機関が7割だったとのことでした。
当院では歯を削る機器を含め治療器具はすべて毎回滅菌処理または、使い捨てのものを使用しています。
実体顕微鏡(マイクロスコープ)
むし歯治療、根管治療、歯周外科手術、クラウン・ブリッジなどのさし歯を製作する治療などすべての歯科治療において、細部まで「見える」ことは治療の成功において非常に大きなアドバンテージになります。
千円札を顕微鏡で観察すると、肉眼では見つけられない「NIPPONGINKO」という文字を読み取ることができます。この顕微鏡を用いることにより、あらゆる治療をより精密に行うことが可能になります。(現在健康保険における診療報酬では、一部の治療に顕微鏡使用の加算点数が設けられているのみであるため、残念ながらすべての健康保険の治療に顕微鏡を用いることはできません。)